梅雨時に何倍もワインを楽しむ方法
- 2020.07.22
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鬱陶しいこの時期にはこの時期お勧めのワインや楽しみ方があります。
また保管も十分に気を付けなければなりません
折角のワインを台無しにしないように梅雨時ならでわのワインの楽しみ方を知っておきましょう。
湿気で香りが変わる?!
この時期の湿気というのは乾燥している時期よりも香りを感じやすい状況になります。ですからこの時期に飲むワインは繊細で香りのよいものがおススメです。
例えば、ブルゴーニュのピノノワールであったり、イタリアのバローロなどです。もし、香りのよいワインをセラーに寝かせているのであれば、
今が抜栓時と言えるかもしれません。
すっきりワインとのペアリング
梅雨時はただでさえ、じめじめとしています。
そんな時は重たいワインよりもすっきりとしたワインが飲みやすくなります。
前述したように香りが芳醇なワインもおススメですが、2000円前後で購入できるような白のきりっと爽やかなものや赤の軽やかなタイプもおススメです。
一般的に買えるものでは白ワインならトレビアーノ種やソーヴィニヨン種、セミヨン種のワイン、有名なものだとシャブリ(安価なもの)、ガヴィ、ソアヴェ、などがあります。
赤ワインでは、ピノノワール種やサンジョベーゼ種、ネッビオーロ種などがすっきりとしており、分かりやすいものはブルゴーニュ地域の赤ワイン(安価なもの)、キャンティ(安価なもの)、などがあります。
これらのワインとお家でお手軽に楽しむ場合は簡単なおかずで大丈夫です。
是非、以下のワインペアリングを参考にしてみてください。
・軽やか白ワインに合うもの
鮮魚のカルパッチョ(お刺身にイタリアンドレッシングをかければOK)
酢の物(キュウリの酢の物ややピクルスんなど)
豚しゃぶサラダ(ポン酢が好ましい)
鶏のから揚げ(レモンを絞るとよく合う)
・軽やか赤に合うもの
生ハムのサラダ(生ハムをのせてパルメザンなどもあれば尚良し)
厚揚げ焼き(醤油がよく合う)
アスパラベーコン(ジャガイモやえのきを巻いてもOK)
ソーセージのグリル(シンプルに焼くだけ。マスタード付きがおすすめ)
・梅雨、暑い時期の保管には要注意
この時期のじめじめ、特に長い梅雨時はワインの保管は要注意です。
外に長い間出しておくとカビが発生し、キャップシールの上からカビが生えることで中のコルクに侵食し、更にその中のワインにまで影響を与えかねません。
通常はある程度の湿気はワインの保存に必要なのですが、日本の梅雨は湿気が多すぎるため、梅雨時は逆に湿気の少ないところに保管してあげるのが必須です。
またこの時期は気温も高いため、外に放置しておくのはあまりにも危険です。
数日間であれば冷蔵庫の野菜室でも問題ありませんが、長期保存という事であれば確実なワインセラーかもしくは25℃までをキープできて極端な温度変化がない冷暗所(床下など)があるのであればそちらに保存しましょう。
通常のワインはセラーなしには日本の夏に耐えることはできません。
熱劣化して香りもなくなり、ボディもスカスカに、ひねた味わいになってしまいます。大事なワインを劣化させないよう十分に気を付けましょう。
いかがでしたでしょうか?
梅雨には梅雨のワインの楽しみ方があります。
じめじめした嫌な季節を美味しいワインでさっぱりと乗り切りましょう!
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