「知っておくと便利なワインの表現とは?」

「知っておくと便利なワインの表現とは?」
「知っておくと便利なワインの表現とは?」
 
さて、今回は前回に引き続き、
ワインの表現についてです。
前回はおさえておきたい表現でしたが
今回は知っておくと使える表現についてです。
 
知っておくと使える、とは、、、、、
例えば、詳しく自分の好みが表現できないけど、
とりあえずそこまでこだわらず、美味しいワインが飲みたい時に

使える表現です。

asaggiamento

よく当店でも言われるのが「安くて美味しいやつ」
そういう表現でも伝わるのですが(笑)
接待や大事な会食の時など、ちょっとカッコつけたい時に
こういうフレーズを使ってみてはいかがでしょうか?
 
①「滑らか」「口当たりが良い」
文字通り、するりと飲めるワインの事。
ひっかかりがなく、非常に飲みやすく、やや重ためのワインに使われる。
 
②「余韻が長い」
前回の表現でも出てきたフレーズ。
飲み終わった後の風味が長く続く事。
余韻が長いワインほど味わい深く、ゆったりと楽しめる。
 
③「香りが豊か」
ワインの魅力のほとんどは香りにあり、香りが乏しいと
ただのほろ苦いブドウジュースとなる。
香りが豊かなのは良いワインの絶対条件。
 
④「エレガント」
軽めで酸味がきれいなスマートなワインを頼むならこれ。
ブルゴーニュのワインや、バローロなどの高級なワインを表すのによく使われる。
 
⑤「リッチ」「芳醇」
味わいや香りにおいて、ボリュームがあることを指す。
しっかりめのワインを味わいたい時に使うと良い。。
 
以上は品質の高いワインの常套句です。
もちろんこれらのワインを1000円や2000円で!というのは
ハードルが高いので、4000円以上くらいに設定してもらえると有難いのですが、
仮に安くてもコストパフォーマンスの高い、
それなりに満足できるワインが飲めるかと思います。
 
次回は使い方を間違えると恥をかく表現についてです。

引き続きご愛読頂ければ幸いです。

著:正木亜矢子