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ワイングラスの真実

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今まで…ワイングラスは大きいものが良いとされてきました。
そしてブルゴーニュグラス、ピノノワールグラス、リースリンググラスというように
飲むワインのタイプでグラスが選ばれていました。
具体的に言うと、
重ためならブルゴーニュグラス、軽めならピノノワールグラス、白ならリースリングと
選んできたのではないでしょうか?
かく言うレストランやワインバーですらそのグラスの名前にのっとってそれぞれワインを
提供している所は多いはずです。

しかし、日々ワインを提供していて、ふと「このネーミングは正しくないのではないか?」と疑問に
感じる瞬間が時々ありました。
そこで実際に検証を開始したのですが、すると、驚くべきことがわかりました。
まずは当店にあるワイングラスを使って重ための赤、中程度の赤、バランスの良い白、とそれぞれ
飲み比べてみました。
グラスはこの6種類です。

多くはどれも700ml近く入るようなとても大きなワイングラスです。
リースリンググラスはボルドー①とくらべて少し小ぶりなもの。一般でよく見かけるサイズです。
テイスティンググラスはソムリエがテイスティングするときに使うとても小さなグラスで
通常ワインを楽しむ際には使わないものです。
結果は以下のようになりました。



ご覧のように、結果はバラバラで、
ボルドータイプのワインが必ずしもボルドーグラスで飲むのが良いとはなりませんでした。

そして最も重要で且つショッキングな結果は、ワイングラスで味わいは確かに変わるけれど、
ワインによって最適なワイングラスを選び出すには、
実際にワインを注いで比較し、検証をしてみないと、分かりえないという事です。

もっと違ったグラスやワインで検証人数も増やし、分析していくと
共通項はある程度見つけられるかもしれませんが、
今やグラスの数もとてつもない種類が存在している為、カテゴリー分けするのは時間がかかるかもしれません。

しかし、今回の検証で導き出したわずかな結果をまとめると基準にすべきことはいくつか見つかりました。
まずは、大前提としてある
・グラスの淵の薄いもの、
こちらは必須です。
そしてやはり、
・香りを楽しむには大き目のグラス
こちらも以前から言われている通りで、今回の検証でもゆるぎない結果となりました。

そしてこのタイプのグラスはワインを選ぶという事を覚えておいてください。

そしてこのタイプのグラスはある程度どのワインでも対応しやすいグラスであることがわかりました。

くれぐれもワイングラスの名前を信用してはいけません。
折角の良いワインがそのグラスで台無しになってしまうかもしれません。
グラス選びは慎重に行いましょう。

いかがでしたしょうか?肩透かしのようでもあり、ある意味ショックな結果になりましたが、
今回の実験的な結果は決して満足のいくものではなかったので、
近いうちに、プロを集めた検証を行いたいと思います。
その結果はまた後日!!お楽しみに!!
※決してR社のグラスを否定しているわけではありません。
当レストランで使っているグラスは9割がR社のものです。

著:正木亜矢子
~「Masakiワインメソッド」をマスターすればワイン選びに失敗しません~
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ヴィヴァッカスクラブ

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