ネットで買うときに気を付けるべきワイン

ネットで買うときに気を付けるべきワイン

今回はお家ワインを楽しむための第二弾。
昨今はネット注文も増えてきており、ワインもネットで注文したものを
お家で楽しむことは多いのではないでしょうか?
そこでネット注文する際に気を付けるべき点をまとめました。

1:高級ワインの類

ヴィンテージワインやブランドワインなど数万~数十万、中には何百万も
超えるワインがネットで売られていますが、これら単体などで売られているものはほとんどが転売のサイトであることが多いです。
偽物はもちろん、ヴィンテージワインなどは保管状態も不明なものが多く
買ったはいいが本来の品質を留めていない、などというワインも多いです。
自分がよほど信頼しているお店以外からは安易に買わないようにしましょう。

2:安物ワインの類

高級ワインと同じく、安くで売られているワインも気を付けるべきです。
安く製造する方法はいくらでもあるのでその背景を気にしないという方は別ですが、定期購入の初回特典など、売る側によほどのメリットがない限り、700円以下の欧州産ワインというのは知られると不都合な背景がある、とソムリエはまず想像します。廃棄予定品、品質検査をクリアしていない、液体で大量輸入…。
輸送費なども考えると瓶詰めワインの原価はそこまで安く出来ないからです。
南米などは関税の関係で安くなっていますが、あれらも輸入の際には瓶詰めしてしまうと関税が高くなるため、一旦大きなプールのような水槽でワインを輸送してから国内で瓶詰めされたもの外国産と言って販売しています。
安いワインを買われる際は必ずそれなりの理由があることを留意して下さい。

3:暑い時期にクール便対応してないもの

ワインはご存知の通り、取り扱う際は暑さには非常に気を付けるべき品物です。
これから暑くなる季節に宅配便などで送られてくる際には絶対にクール便でなくてはいけません。
ただでさえ、トラックに揺られてダメージがあるうえ、熱い場所で何時間も閉じ込められているワインにかかるダメージは相当なものです。
熱による劣化は、吹きこぼれだけならまだしも、ワインの味わいや香りを好ましくないものに変えてしまいます。届いたワインで吹き出した跡があったり、コルクが少しでも浮いているワインは熱劣化の可能性が
高いので不良品として返品等してもらうべきです。

4:安いからってまとめ買いしない

前述した信頼できるところから購入するということにも繋がりますが
まとめ買いすることで安く買ってしまって品質が悪かった場合、
飲み切るのに非常に苦労しますし、特にこれからの季節は冷温で保管できるスペースが必要になります。外に出しておくと一気にワインの劣化が進むからです。以上の点から、まとめ買いにはリスクも伴うことも忘れずに。

いかがでしたでしょうか?
ネットショップで買うワインというのは届いて中身を開けるまでが、わからないので、 信頼できるショップから買うこと、慎重に商品を選ぶということが必須となってきます。
ハズレも何も気にしない!という方は別ですが、やはり美味しいワインを楽しんで飲むには以上の点を参考にしてみてください。

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