ワインの保管

ワインの品質をきちんと見分ける簡単な方法

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あなたはワインの品質をキチンと見分けることが出来ていますか?
「プロじゃないんだからそんなの無理だよ」と思われるかもしれませんが、
プロでも行っている方法で誰でも簡単にマネを出来る方法があるんです。
また、そんなワインに出会った時にどう対処するのかもお教えします。

はじめに品質の悪いワインとはどういったものでしょう?
ワインの品質が悪くなる原因はいくつかありますが、
今回は最も身近に起こりやすい①ブショネ②熱劣化について見ていきます。

①ブショネ
まずブショネとは、コルクの汚染が原因でワインにバクテリア汚染由来の香りがついてしまうことです。

簡単に言えばワイン由来の香りではない好ましくない香りがワインについてしまうことです。
味わいや健康上、飲んでも問題はありませんが、ワインの醍醐味の香りがダメになってしまう事で
そのワイン自体の価値がなくなってしまうに等しい現象です。
そんなブショネのワインに当たる確率は3~8%と言われており、決して珍しい数値ではありません。
ブショネワインが飲食店で出てきた場合は必ず返品をしてください。
まず断られることはありません。そのまま我慢して不味いワインを飲むことがないように
しっかりと「これはブショネなので交換してください」と主張しましょう。

ではブショネワインの特徴とはどういったものがあるのでしょうか?
大きな特徴は香りがあきらかに不快なものです。
湿った新聞紙の臭いや、濡れた皮などのとにかく、蒸れたようなかび臭い匂いがします。

ただこの匂いが強いものと弱いものとがあり、プロのソムリエでないと見分けれないほど微かなものもあります。
ですので、「これはブショネかな?どうかな?」と迷った時は、
グラスワインを数回ステア(回すこと)し、1~2分ほど放置してください。
そしてもう一度香りを確認してそれでも不快な匂いがする場合は返品をして下さい。
開けてすぐは不快な香りを感じ取ることは難しいのですが、
ブショネの香りは酸化が進むにつれてどんどん強くなるからです。

抜栓して1~3分経ったワインの香りがまだ不快な場合は
とりあえず、確信が持てなくても「このワインはもともとこういった香りですか?」ということを
ソムリエや、店員さんに聞いた方がいいでしょう。
「こういうもんなのかな?」と思ってそのまま飲むのではなく、
不快な匂いを感じたワインは無理して飲まないように。
その匂いになれてしまうと次回もブショネのワインを飲むことになりかねません。

ちなみに、ブショネの香りを和らげるには、
ワインをデキャンタやグラスなどなどにうつし、ポリエチレンのラップをワインに浸して
10分置きごとに数回ステアしながら、1時間ほど(ブショネの度合いによる)置いておくという方法もあります。

ただし、味わいなや深みなどはいくらか損なわれ、若干単調な味わいにはなる為、
どうしてもそのボトルが飲みたいという時にだけ、試してみて下さい。
ポリエチレンのラップは安い業務用ラップに多いです。
サランラップとかクレラップでは効果は出ませんのでご注意を。


②熱劣化
この夏の暑い時期に特に多いのがこの熱劣化です。
熱劣化のワインはワインのボディがスカスカになり、全くの味気ないものになったり、
香りも全く感じられなくなります。
熱劣化の原因は、40℃以上の状態で長時間おかれることで起こりますが、
真夏のエアコンがかかってない室内や、夏の車内、配達のトラックの庫内の気温など、
十分身近で起こりうる状況です。


熱劣化したワインを見分ける方法はブショネより簡単で、ワインを開ける前に見ただけで分かる特徴があります。
まずは、コルク。
コルクにワインが噴出している、もしくはコルクが少し浮き上がっているものは確実に高温な状況に置かれていた可能性があります。
瓶内の温度が上がると液体が膨張しコルクを押し上げたり、コルクに噴出したワインが染み出すことがあるからです。

次は開けた時にプシュッと音がするかどうか

スパークリングワイン以外のワインではワインを抜栓したときに空気の抜けた音がするということは
何らかの原因で多量に空気が瓶内に入ってしまっているため、品質が劣化していることが多いのです。

そして、最後は香りと味わい。
味わいはスカスカしたブドウの果実味を一切感じられずタンニンなどだけがギスギス残ったり、
香りは全く感じられないか、ポートワインや醤油などにも似た少し酸化した香りが強く感じられます。

熱劣化もブショネと同じく、返品の対象になることが多いので、
購入先に交換してほしいという旨を主張しましょう。
また購入した後に、自宅など保管する際もこういったことが起きない為に温度管理は気を付けたいですね。

このようにプロでなくても見た目だけや、香りを感じやすくすることにより
本来の味わいではない美味しくないワインを見分けることが出来ます。
品質劣化に気付かずに飲む分には問題ありませんが、
少しでも「おかしいな、不快な香りだな」と感じたら恥ずかしがらずに
必ずソムリエや店員、購入先に確認するようにしましょう。
確かな劣化であれば、かなりの確率で交換してもらえます。
折角飲むのなら健全な美味しいワインを飲みましょう!!

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