秋の味覚と合わせるワイン

秋の味覚と合わせるワイン

秋の味覚が美味しい季節となってきました。
キノコや果物、魚など旬のものに合うワインはもちろんあります。
食材別の合わせ方を知っていると、自宅でもレストランでもワインを選びやすくなります。

秋の味覚と言えば、サンマ、キノコ、栗、ブドウ、梨などがあります。
それぞれの食材に合わせるワインを順にご紹介していきますね。

1:サンマ


秋の味覚と言えばサンマ。魚なので白、と思う方も少なくないと思いますが、
サンマにおススメなのは実は赤です。
サンマは塩焼きで大根おろしとポン酢で食べたり、柑橘系を絞って食べたりすることが多いと思いますが、血合いや内内臓の部分を楽しむお魚にはタンニンのある赤が合います。
赤が合うとはいえ、お魚料理はそれほど濃くはないので軽めの赤が相性良いです。
ピノノワールやサンジョヴェーゼ、ネッビオーロといった軽やかな味わいで少し渋みがある方がよく合います。
サンマのかば焼きやトマト煮込みなど、少ししっかりしたお料理になる場合は
中程度の赤がよく合います。中部イタリアのモンテプルチアーノやシチリアのネロダ―ヴォラなど、オーストラリアのメルローやカベルネなど酸味が少ないものがおススメです。

2:キノコ


秋の味覚の代表きのこですが、味わいはもちろん香りを大事にしたい食材です。
合わせるならその香りを損なわないようなエレガントなワインがおすすめです。
例えばマツタケの土瓶蒸しなどにはドイツ系のリースリングを使った香りがよく且つ優しいものがおススメです。
バターやガーリックを使ったキノコソテーには軽やかでフルーティな赤を合わせましょう。
ニュージーランドやイタリアのピノノワールがおススメです。

3:栗


甘くてほくほくのしっかりと主張のある食材の栗は赤ワインがよく合います。
残念ながらワインは甘いごはんとの相性が良くないので栗ご飯に合うワインはありません。
しかしデザートで使われている栗、例えばモンブランや、栗金時、栗羊羹などには中部イタリアのモンテプルチアーノやシチリアのネロダ―ヴォラなど
中くらいで果実味たっぷりの酸味の少ない赤がよく合います。

4:ぶどう、梨

ジューシーな味わいのフルーツの代表格となる二つですが、
ケーキ系のデザートでもそのままでも良くワインと合います。
相性がいいのは甘口のスパークリングワイン、例えばアスティなどがよく合います。
普通のスパークリングでもよく合いますし、軽めの円やかで酸味の少ない白ワインもとってもよく合います。
一番のお勧めは軽めの円やかな白ワインで、ほんとに相性がよいと
ワインの風味自体が、ブドウや梨のようになります。

いかがでしたでしょうか?
美味しい秋の味覚とワインの相性を知っておくと食事がより華やかに感じられますよ!
ぜひ色々な場面でワインとのマリアージュを楽しんでみてくださいね!


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